中国人のグレートマザーに学ぶ…元気が湧いてくる
ビバ! チャイニーズメソッド

Ai
Glolea! シンガポール子育てアンバサダー

シンガポールは多民族国家ですが、華人、つまりチャイニーズが76.7%を占めており、一番存在感があります。(マレー系14%インド系7.9%)

 

せっかくなので彼らから中国4千年の歴史に伝わる英知を学ぶべく、いろいろ質問してみたら、子育てに関するおばあちゃんの知恵的なものに出会ったので、ここにシェアさせていただきます!

チャイニーズメソッド 子育て

1.子どもの食事編

  • 朝はお粥と卵 フルーツを忘れずに
  • 昼は肉とご飯
  • 夜はお粥とシーフード
  • 飲み物は出来るだけ温かいお茶か白湯を飲むこと

シンガポールに住む人々は早起きで、7時くらいからお粥のお店が開いています。お粥は水分が豊富なので、朝の便通にも良いのだとか。
ちなみに、午前中にしっかり便を出す、というのが、とても大切なことなんだそうです。

 

昼は一番体が元気なので、カロリーの高いものをしっかりと取り、夜は消化によいお粥と肉よりも消化に時間がかからないシーフードを頂くのが良いそうです。

2.お風呂編

  • 朝のシャワーは熱めのお湯でしっかり体を温めること。
  • 夜のシャワーはゆっくりせずに、早めにあがること。
  • そして、夜のシャワーは7PMまでに入る。

これは、子どもの学校の先生(この方もチャイニーズシンガポーリアン)に教わったことです。

 

息子が鼻水をたらしていたら、夜のシャワーに問題があるのではないかと指摘され、上記のアドバイスを頂きました。

 

そして実際に夜のお風呂を早めに入れたら、鼻水が止まりました。

 

そもそも風邪が治る時期だったのかもしれないし、真偽のほどは明らかではありませんが、朝夕の気温がぐっと下がるとき、体を冷やさない、というのは大切なことかなと思い、続けています。

 

ちなみに、シンガポールのホーカー(外のフードコート)やフードコートで、夜になるとパジャマの子どもたちをよく見かけるのは、お風呂入ってから来てたのねー!と納得した次第です。

 

そういえばベトナムにもパジャマで夕飯を食べてる子たちがいっぱいいたなぁ。(はて、これは関係あるのかないのか)

3.寝る時編

  • パジャマは長ズボンで。
  • 足を冷やさない。

番外編

子育ては、子どもの数が、大人の数を超えないようにする。

 

これは、電車で隣の席に座ったチャイニーズのおばあちゃんから言われたことです。

私が二人の息子(当時8ヶ月、2歳半)を連れていたら

 

「あんたはスゴイ! でも、一人で二人は大変だ、誰か手伝ってくれる人を見つけた方が良いよと」

 

声をかけられて、

 

「昔から言うでしょ、子どもの数は大人の数をこえちゃダメなのよ!」

 

と大声で諭されたのでした。

 

でも。日本では二人連れて街を歩いているママはしょっちゅう見かけますし、
三人でもお手伝いさんを雇うなんて発想はなく、
自分でなんとかしているママがいっぱいいるでしょう?

 

私は子ども二人をお風呂に入れようとしたらものすごく大変で、
下の子は溺れて死にそうだし、上の子は泡だらけで出ようとするしで自分はどこも洗えず、
ただ寒いだけ笑。

 

結局、深夜にお風呂のドアを開けっ放しで子どもたちの消息を30秒ごとに確認しつつ、もう一度入ったことが何度もあります。

 

でもそんなことをしているとき、あのおばちゃんのことを思い出して、ちょっと癒されたのです。

 

ああ、私は今、結構スゴイことをしているんだゾ! と、思えたのです。

 

お風呂も満足に入れないし、授乳で寝る時間もままならず、クラクラしてるけど、今、なんとかやってるぞ、私。

 

あのチャイニーズのおばちゃんが、「Great!」と、親指を突き出して言ってくれたのを思い出して、ふふふっと思ったのです。

 

そして母ちゃんたちは、実はスゴイスキルを持っている!
そう確信したのです。

 

いや、子育てというものが、ある意味、本気でやればやるほど、内なる何かを開花させるということなのかもしれません。

 

愛する子どものために必死になり、持てる知識と知恵を総動員させて、精神的にも肉体的にもここまで踏ん張ることって、今までなかったなぁと思うのです。

 

でもその反面、日本のお母ちゃんたちは我慢強いが為に、人に任せたり、頼んだりすることをためらう傾向があるのだということにも気づかされました。

頑張り過ぎずに何かを人に頼むことはとても大切なことだと思います。

 

そして、地味だけど偉大なその頑張りを、誰かが声を大にして讃えることもとても大切なことだと思います。

 

みんなやってることだから頑張れ、そう言われるより、
よく工夫して頑張ってるなぁと言われる方がずっと元気が出ちゃうから!

 

私自身も暗中模索のまっただ中で、偉そうなことが言える立場でもなんでもないのですが、
しんどいなぁと思った時は、誰かに助けてもらったら? というメッセージを思い出し、助けてくれる人に甘えて手を合わせ(感謝•合掌)。

踏ん張っているときは「Great!」と、褒めてくれたおばちゃんの顔を思い出し、笑顔満開な母ちゃんでいたいと思っています。

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

Ai
Glolea! シンガポール子育てアンバサダー

2014年3月よりシンガポールに移住。インタビュアー、ブックコンシェルジュとしてラジオ出演、本、アート、グリーフケアに関する執筆活動をおこなう。2011年に第一子を授かってからは子ども中心の生活にシフトチェンジ。2013年に2人目の息子が誕生。現在は日ごとパワーを増す息子たちと人生初の海外生活に奮闘中。

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