帰国子女の英語力。娘の語学力は? やっぱり英語喋れるの?

畑中恭子 (Kyoko Hatanaka)
Glolea! ジャカルタ子育てアンバサダー

帰国子女の英語力

幼稚園の様子

▲言葉に頼らなくてもお友達がいるだけで子どもは楽しそうにしています

はじめまして、インドネシアアンバサダーの畑中です。

 

実は3ヶ月前まではインド在住、今はこれから行くインドネシアに向けて準備中です。インドネシアならではの情報はまだお伝えできないのですが今回はインドから帰ってきた娘の語学力について思うことをお伝えします。

英語圏の海外で暮らす帰国子女の英語力は?

「海外で子育て」と言うと、最近よく友人から言われること。 

いいなー、子どもが英語喋れるようになるねー。

私もかつて帰国子女と聞けば、「英語がしゃべれる?! 羨ましい。」と思っていましたし、英語圏の海外で暮らす最大のメリットと考えていたのですが現実はそんなに甘くないようです。 

インターナショナル幼稚園に通った娘の英語力はペラペラ?

娘は2歳半から1年半、インドでインターナショナル幼稚園に通いました。

 

最初の2週間は言葉もわからない、外見も日本人とは違う先生とクラスのお友達という環境に大泣きしていました。

 

それが1ヶ月するとお友達の真似をしてどうにか学校生活が送れるようになり、3ヶ月すると先生の言うことは理解し指示に従えるようになり、半年もすれば英語で簡単な意思表示はできるようになり、1年経つと英語でお友達と遊んだり、単語ではなく文章で喋れるようになったりすばらしい進歩でした。

このまま行けば大人になる頃にはペラペラ?!

と、私も少し期待したものですが…。

帰国子女の3歳娘の英語力は?
日本帰国後3ヶ月でほとんど忘れてしまったようです

夫の仕事の都合で一時的な海外暮らし、「このまま行ける」はずはなく、日本に帰国して3ヶ月経った今、まったく英語を使う環境にないため、ほとんど忘れてしまったようです。覚えるのも早いけど忘れるのは覚える以上に早いのです。

帰国子女でも英語力をキープするのは猛勉強が必要! 

日本に戻ってからも英語力を維持するには、継続的に英語を使う環境が必要なようです。これはなかなか簡単にできることではありません。10代前半の5年を英語圏で過ごした帰国子女で英語が流暢に話せる友人に聞いてみると、滞在中は喋れなくて悔しくて涙しながら猛勉強していたり、帰国後もラジオ英会話を地道に続けていた過去があり、並々ならぬ努力をしていたことがわかりました。「帰国子女=英語が喋れる」ではないのです。

しかし…海外での生活で学べることは語学だけではない

英語の習得を最大のメリットと考えていた私は、「数年の海外生活なんて苦労もあるわりに無意味なのか。」と落ち込んだりもしたのですが、子どもの日々の成長を見ていると、言葉に頼らなくてもお友達とコミュニケーションとれていたり、目にする光景から子どもなりに感じることがあったり、学ぶことは語学だけでないように思えてきました。

 

私たち家族はこれから非英語圏のインドネシアに在住予定なのですが、子どもたちがどんなことを学びとるのか楽しみにしています。

記事をお読み頂きありがとうございました!

みんなの評価: -- (0件)

この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

畑中恭子 (Kyoko Hatanaka)
Glolea! ジャカルタ子育てアンバサダー
ジャカルタ

結婚後、夫の仕事の都合でシンガポール、インド、インドネシアに在住。2009年シンガポールで長女、2013年インドで長男を出産。本人は日本で生まれ育ち海外生活とは無縁だったが子ども2人を海外出産、育児することに。日々、異文化と新体験に戸惑いつつも細かいことは気にしないマイペース人間。

お得な無料プレゼントやキャンペーン情報をお届けします![不定期配信]