イギリス・ウィンブルドンテニスから見る、“こども”と“おとな”の境界線

Maiko
Glolea! ロンドン子育てアンバサダー

今年も「ウィンブルドンテニス」の季節です!

私の住むウィンブルドンは、好きな方ならピンとくるテニスの聖地です。今年も約2週間、The Championships Wimbledonが開催され、小さな街はグランドスラムの熱気に包まれています。

イギリス・ウィンブルドンテニス

▲当日券売り場への道。並ぶところから盛り上げます。

“テニスの観られるガーデンパーティ”と言われるこの大会。

 

確かに、単なるスポーツ競技施設とは異なり、美しい花々で飾られ優雅な雰囲気が醸し出されていました。

イギリス・ウィンブルドンテニス センターコートの花々

▲センターコートの花々

各界のセレブリティーも招待されるウインブルドン

もともと貴族のスポーツだったテニスだからか、イギリスにおいては競馬のロイヤルアスコット、ヘンリーロイヤルレガッタ、と並ぶ夏の一大社交行事とされているため、各界のセレブリティが招待される場所。そのため、素敵な紳士・淑女もちらほら。それを眺めているだけでもわくわくしてしまいます。

イギリス・ウィンブルドンテニス セレブ用入り口

▲セレブ用入口

そんなウィンブルドンですが、重要な試合をするセンターコート、第1、第2、第3コートは通称、ショーコートと呼ばれています。

イギリス・ウィンブルドンテニス センターコート外観

▲センターコート外観

ウインブルドン5歳以下は入場禁止!
それ以上の年齢のお子さんは、子どもでも料金も振る舞いも大人扱いです

それ以外のコートにはいつでも誰でも出入り自由なのですが、このショーコート、5歳以下は入場禁止、それ以上の年齢になれば入場は可能ですがチケットは大人と同料金になり、“ほかの観客に迷惑にならないようにしなければならない”とされています。

緊張感のあるコートに足を踏み入れるにふさわしい振る舞いをできなければ、入るべきではない

ということですね。

イギリスの5歳児以上はすでに大人同様の振る舞いを求められる−−

この大会以外でも、ロンドンで有名なミュージカルの劇場はほとんどすべて乳幼児の同伴はNGです。ここでも一般的に5歳以上というガイドラインがあるのですが、大人と同料金が適用されることからも、“5歳”というのは特定の場所において、大人と同様の振る舞いを求められるということなのでしょうね。

 

日本でいうと幼稚園の年中さんくらいでしょうか。ちょっと早い気もしますが、それがイギリスでの基準なのかもしれません。自分の息子があと数年後、場にふさわしい振る舞いができるかどうか・・・親がしっかりしないとですね。

イギリス・ウィンブルドンテニス Tシャツ

▲ウインブルドン仕様の息子

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

Maiko
Glolea! ロンドン子育てアンバサダー
ロンドン

夫の海外転勤に伴い、2013年12月より東京からイギリス・ロンドン市内のWimbledonに移住。産休前の生活とは180度違う、豊かな緑があふれる環境での主婦的生活と子育てでは、ハイヒールで走っていては見えなかった景色があり、新鮮な日々です。1歳になったばかりの息子の成長とともに、自分自身の視野も拡げていきたいと思います。

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