クリスマスよりハロウィン派の子ども達も!?サンフランシスコのハロウィン事情

上田理恵子(Rieko Ueda)
Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー

幼児も楽しい! 1か月続くサンフランシスコのハロウィン

アメリカ西海岸のハロウィーン

サンフランシスコでは、ハロウィンが盛んで10月中約1か月続きます

 

幼児にとってはクリスマスよりもハロウィンが好き! という子もいるほど楽しい行事で、各地で様々なイベントが行われます。

 

日本でもハロウィンの際に仮装することが増えてきましたが、サンフランシスコでは仮装だけでなく、様々なイベントが行われます。その様子ををレポートします。

アメリカのハロウィンは
日本で言う節分みたいなもの?

近年日本でも盛んになってきたハロウィン。

 

もともとはヨーロッパで秋の収穫を祝い悪霊を追い出すために、11月1日のカトリックの聖人の日である万聖節(All-hallow)の前の晩、10月31日に行われていた行事です。

 

日本でいうと、立春の前日の節分に行う豆まきに似たようなものだと思うとなんだか親しみがわき、行事が理解できるような気がします。

 

アメリカでは本来の宗教的な意味合いは少なく、現在は子どもから大人まで楽しめるお祭り行事になっています。ジャック・オー・ランタンと呼ばれる顔をくりぬいて中にロウソクを立てたかぼちゃを作り、子どもはトリック・オア・トリートと唱えてお菓子をもらいます。また、家をかぼちゃやお化けでデコレーションするため、クリスマス前からイルミネーションがつく家もあります。

楽しいかぼちゃの買い出し
パンプキンパッチ(Pumpkin Patch)とは?

アメリカではパンプキンパッチと呼ばれる場所へかぼちゃの買い出しをするのがハロウィンの恒例です。

▲アメリカではパンプキンパッチと呼ばれる場所へかぼちゃの買い出しをするのがハロウィンの恒例です。

アメリカではよくかぼちゃが取れたために、ハロウィンではかぼちゃが使われるようになったといわれていますが、10月になると街中でかぼちゃが売っています。

 

スーパーやお花屋さんでも立派なものが買えますが、ハロウィンを味わうためにはまずは農場等で行われているパンプキンパッチと呼ばれる場所へかぼちゃの買い出しに出かけます。

 

今回参加したパンプキンパッチでは、大小さまざまなかぼちゃが並べられていて、ヘイライド(Hay Ride)とよばれる干し草を積んだトラクターに乗れたり、動く七面鳥に触れたり、干し草で作った迷路で遊んだりすることができした。

 

同じ日には、ちょうど近くのプレスクールの子ども達も遊びに来ていました。このパンプキンパッチは幼児にとってはこの時期にしかできない楽しい体験で、他にもポニーに乗れたり、かぼちゃを収穫できたりと各地でいろんなイベントが行われています。

週末ごとに行われるハロウィンイベント

アメリカ・サンフランシスコのハロウィンイベント

かぼちゃを入手して、思い思いの仮装を準備したら、今度はハロウィンイベントに遊びに行きます。

 

サンフランシスコでは10月になると毎週末のようにハロウィンイベントが行われており、子ども達はどこへ行ってもお菓子がもらえるため大喜びです。

 

はじめに参加したのは、公園でサンフランシスコのママグループにより開催されているイベント。ここでは協賛のお菓子メーカーがお菓子を提供してくれたり、子ども服のお店が閲覧ブースをだしてお菓子を配ったりと、本格的なイベント。バウンスハウスもあって大喜び。別の週に訪れた動物園のイベントでも同様の行われていました。また、他の公園では子ども達がかぼちゃをくりぬくためのイベントも行われていました。

 

今年は土曜日だったハロウィン当日は、朝からプレスクールでのハロウィンの行事があり、その後近くの道が通行止めになったり、マンションでもお菓子が配られたりと忙しい1日。幼児連れですべてを回りきるのは難しいくらいです。

日本でも子ども達向けのイベントを

ハロウィンは幼児にとって季節を感じながら思い思いの仮装をできる1年に1回の楽しい行事! 日本でもかなりポピュラーになってきましたが、ぜひ日本でも節分のように子ども向けのイベントとして、毎年楽しめるようになるといいですね。

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

上田理恵子(Rieko Ueda)
Glolea! サンフランシスコ・オーガニック子育てアンバサダー
サンフランシスコ

夫の留学に伴いオーガニックの街サンフランシスコに在住。15歳で1年間単身イギリス留学、大学卒業後に外資系投資銀行や大手税理士法人にて常にグローバル業務に従事していた経験から、世界とつながることの楽しさを実感。現在は二人の息子に世界を体感してほしいと、積極的にバイリンガル育児を実践中。

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