週一回の英会話教室ではなかなか上がらない英語力…単身留学は無理。
でも“「親子留学」ならイケる!”と知りプチ留学に踏み切りました
−−オーストラリア・ケアンズに3週間のプチ親子留学をされた川添さん。きっかけは何だったのでしょうか?
川添: 週1回、英会話教室に通っていたのですが、週一回のレッスンではなかなか英語力が上がらず…まったく上達しなかったことが親子留学に踏み切った一番のきっかけです。
英会話教室に通うことを決めたのは、イラストレーターとして様々な作品をみる中で、アメリカの作家さんが好きだったり、将来的には海外からも仕事を受けられるようになりたいなと思い始めたから。
教室に通い始めた当初は、グループレッスンを受講していました。でも、観光目的で英語を習っている方と、私のように仕事で英語を使えるようになりたい者とでは、レッスンに求める内容が違って歯がゆい思いをしました。そこで、プライベートレッスンに切り替えたのですが、それでも週一回のレッスンに通い続けて日常会話ができるようになるまで、どのくらいかかるのだろうと気が遠くなり…。
英会話を始めてから3ヵ月で
これは留学した方が、話が早いな
と思ったのです。
語学留学について調べ始めると、親子留学という手段があることを知りました。当時、子どもが3歳だったので、私一人での単身留学だったら、もう少し先のことになると思っていたのですが
子どもと一緒に行けるなら今すぐにでも叶う!
と、気持ちが逸りました。
はじめての海外が約1ヶ月の「オーストラリア親子留学」!
調べまくって、最終的に現地エージェントに頼ることに決めました
−−川添さんは、オーストラリア親子留学が初めての海外だったそうですね! 親子留学への下調べはどのように進めていったのですか?
川添:本当に手探りで1ヵ月間、仕事の合間をみて調べまくりました(笑)。「親子留学」とパソコンで検索すると、玉石混交、様々な情報が出てくるのですが、調べまくる過程で現地エージェントを頼ることに決めました。
最初は、「語学」と「アート」の両方が学べるニューヨークを留学先としてイメージしていました。でも、調べを進めていくと、短期で通えるアートスクールがなかったため、「語学」に的を絞り、子連れであることを念頭に入れて、国選びから調べ直すことに。
子どものことを考えると、治安がよくて、時差がなくて、飛行時間も短い方がいい。また、子どもの追加予防接種がない国がいいなと。
子どもと留学する場合、国によっては、追加の予防接種が必要なんです。現地の病院で予防接種を受け、抗体が確認できてからじゃないと保育園や幼稚園に通えない国もあることがわかりました。私の場合、日本での仕事もありますし、留学するにしても1ヵ月程度と考えていたので、追加予防接種のない国を選ぶことに。
3週間のオーストラリア親子留学。滞在費総額は約45万円!
ホームステイを組み合わせると、普通の子連れ旅行より安い&費用対効果もバツグン
−−それがオーストラリア・ケアンズだったんですね。親子留学の3週間は、どのように過ごされたのですか? また、総費用はどのくらいかかりましたか?
川添:現地エージェントに紹介を受けたご家族の家に2週間ホームステイして、残りの1週間は、コンドミニアムに滞在しました。その間、私は語学学校に通って、娘は現地の保育園へ。滞在中ずっとコンドミニアムという選択もあったのですが、知らない土地だし、ホームステイの方が心強いと思いました。

▲親子留学先はオーストラリア・ケアンズを選びました!
川添:住まい・語学学校・保育園・食費など生活費、旅費合わせて3週間の滞在で約45万円程かかりました。でも、普通に旅行をするより親子留学の方が断然安いと私は思います。
費用対効果はもちろんですが、ホテルに泊まるよりホームステイの方が安いし、英語の勉強にだってなります。
親子留学の話をすると
ご主人は何の仕事をしているの?
とよく聞かれます(笑)。「親子留学=セレブ家族」みたいなイメージがあるんでしょうね。うちなんか共働きで、普通の海外旅行だったらもったいなくて行けません。親子留学だから、頑張って投資できるんです。