イギリス・ロンドンの公立幼稚園&小学校入学…熾烈な戦いに備えるママ達の戦略

Maiko
Glolea! ロンドン子育てアンバサダー

イギリス・ロンドンの学校事情…公立幼稚園と小学校入学への戦いその後

こんにちは! Glolea! ロンドン子育てアンバサダーMaikoです。

 

以前の連載記事「イギリス・ロンドンの公立小学校入学への厳しい戦い」にてロンドンでは公立幼稚園と小学校に希望者が必ずしも入れない…という実態をお伝えしましたが、今回はその続編をお届けします!

ロンドン公立幼稚園入学の厳しい戦い…我が家のリアルレポート!

▲ロンドンの公立幼稚園

▲ロンドンでは公立幼稚園入学は至難です。緻密な戦略を練り挑む必要があるのです。

 

ロンドンに住む我が家の公立幼稚園抽選の結果が出ました。

 

私の住むカウンシル(区)では第二希望まで申し込みができましたので、

  • A校:一番近所の幼稚園
  • B校:プライオリティエリア(優先区域)に入っている幼稚園

を記載しました。

 

ただ、教会系の幼稚園は公立といってもカウンシル(区)に申し込むのではなく直接教会に応募する必要があり、別窓口のため、通える範囲のC校、D校の2校、計4校に応募して万全を期しました。

ロンドンの公立幼稚園4校に応募…その結果は?

最終的に4校の公立幼稚園に申し込みをしましたが…結果は二勝二敗でした。

 

カウンシル(区)に申し込んだ2つの幼稚園は落選。

 

一番家からは遠いけれど、評判は一番良い教会系の幼稚園C校ともうひとつの教会系幼稚園D校からのオファーを頂くことができました。

9月から公立幼稚園に無事入学が決まるも
ロンドンの公立小学校入学はもっと熾烈なのです……

▲

▲公立小学校への入学は更に難しい!入りたい公立小学校に入学できず慌てて私立(プライベートスクール)申し込みというケースも…。

結局、教会系幼稚園のC校を選んで9月から入学することになります。

 

もう一つ上の学年は4歳からの小学校入学準備クラスという位置づけである「レセプション」へ申し込むことになるのですが、こちらの抽選はもっと熾烈。

ロンドンの公立小学校
第6希望でも外れてしまうってホント?!

こちらはカウンシル(区)に第六希望まで出すことができるのですが、ご近所の皆さまはほとんど第六希望でも外れていました

 

第一希望が通ったのは学校の目の前のストリートにお住まいか、直線距離で200m以内の方くらい。それで空きのある人気のない学校をあてがわれてしまい、慌ててプライベート(私立)に申し込みしたという方もいました

 

ローカルママのSNSでもこの結果公表日にはこの話で持ちきり。

○○って学校の評判は?

X校から200mなのに落ちたけど、みんなはどう?

とか…

 

でも、ここであきらめてはいけません。

 

公立には最初の結果を見て“行くかどうか”の返事をする必要があります。

抽選に外れてもどうしても行きたいロンドンの公立小学校がある場合は…

他の私立や教会系公立と天秤にかけている人は一定数居る訳で、どこかで空きがでるということ。

 

そのため、外れてもどうしても行きたい学校があれば、そこのウェイティングリストに載せてもらいセカンドラウンドを待つ…ということができるのです。

▲抽選

▲希望の公立小学校の抽選から落選してしまった場合…ウエイティングリストに入れてもらい、セカンドラウンドを待つファミリーも多々です。

友人は結果の出た翌日に直接その学校にウエイティングをかけました。

 

すると、セカンドラウンドではほとんどが希望のところに入れたのです。だったら最初から入れてよ~って感じですよね…。

1人目入学が成功すれば以降も入学できる…シブリング=きょうだい枠とは?

ちなみに厄介なのがシブリング(きょうだい枠)

 

第一子を入れてしまえば、第二子以降は確実に同じ学校に入れるという仕組みです。私の近所のB校は定員60名中、この枠で決まったのが34名。

▲第1子で希望の

▲第一子で希望のロンドンの公立小学校に入学を希望している場合は、かなりの競争率になってしまいます。

第一子で入れたい場合にははかなりの競争率ということですね。

 

ロンドンすべてでこのように競争率が高い訳ではなく、一部の教育環境が良いと言われている地域なのですが…。公立なのに変な話ですよね。

 

この9月から我が家も公立校のレセプションの申し込みが始まります。

 

来年の5月にどうなるか……こうご期待。

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

Maiko
Glolea! ロンドン子育てアンバサダー
ロンドン

夫の海外転勤に伴い、2013年12月より東京からイギリス・ロンドン市内のWimbledonに移住。産休前の生活とは180度違う、豊かな緑があふれる環境での主婦的生活と子育てでは、ハイヒールで走っていては見えなかった景色があり、新鮮な日々です。1歳になったばかりの息子の成長とともに、自分自身の視野も拡げていきたいと思います。

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