結婚式ラッシュのラオス!
ラオス流は「通せんぼ」「糸を巻き」「色鮮やかな伝統衣装」

堀内清華(Sayaka Horiuchi)
Glolea! ラオス母子保健アンバサダー

▲新婦宅に向かう、新郎と親族の行列。音楽をかけて歌いながら歩く。

オークパンサーを過ぎると、結婚式ラッシュがやってくることを前回書きました。

 

今年も例年に漏れず、毎週どこかで結婚式をやっているのを見かけます。式は新婦宅で挙げるのですが、その際家の前の道が通行止めになるため、よく迂回をする羽目になります。

▲新婦宅前で、新婦の親族に通り道をふさがれる新郎

私もすでに何通か招待状をもらい、出席してきました。

 

これまでにも何度か披露宴には出席したことがあるのですが、今年は、特に親しくしているラオス人が結婚することになり、初めて式から出席させてもらいました。

 

午前中、ラオスの正装を身に付けた新郎が親族と共に、自宅から新婦宅を目指します。新婦家の自宅の近くで車を降り、そこから皆で音楽に合わせて歌ったり手拍子を打ったりしながら行進します。私もこの行列に混ざって一緒に歩きました。
新婦宅の前では、新婦親族が待ち構えており、通せんぼをしています。そこで何度か新郎と問答があり、ようやく新郎と親族は家の中に迎え入れられます。

 

家の中では、こちらも伝統衣装で着飾った新婦が待っています。そして、パークワンと言われる糸を括り付けた置物を中心に新郎・新婦、祈祷師、親族が座り、儀式が始まります。これはバーシーと呼ばれる、人生の節目で行われるラオスの大切な儀式です。祈祷師がお祈りをあげ終わると、参列者が順々にお祝いの言葉をかけながら糸を新郎・新婦の手首に巻いていきます。

▲バーシーの様子

▲祈祷師によるお祈りの後は、参列者が新郎・新婦に糸を巻きつけて祝福する

終始、笑が絶えず、和やかで優しい雰囲気の流れる式でした。ファーストバイトはケーキではなくもち米だったり、式を終えた後に新郎・新婦が寝室に行く儀式があったりと、ラオスならではの習慣がたくさんあり、今でも伝統的な儀式を大事にしているラオス人が少しうらやましくもなりました。

 

夜は、ホテルでの披露宴。こちらは知り合い、友人も招待して昼間よりも大勢の招待客が参加します。食事を食べた後は、ひたすら飲んで踊ります。出席者はみな色鮮やかな伝統衣装で着飾っていて目にもにぎやかでした。

 

ラオスの伝統にどっぷりつかり、とても和やかに、心優しくなれた1日でした。

この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

堀内清華(Sayaka Horiuchi)
Glolea! ラオス母子保健アンバサダー
パクセー

大学生時代から、国際団体に所属して国内外の保健に関する活動に参加。小児科研修終了後、かねてからの途上国での保健に関わりたいという思いから、いったん病院を離れることを決意。2012年5月より、JICA(独立行政法人 国際協力機構)のプロジェクト(母子保健統合サービス強化プロジェクト)の長期専門家として、ラオスで働いている。

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