日本とアメリカ「ジェスチャー」の違いと意味を知って自信を持ってコミュニケーションを楽しもう! − 親子で楽しむキッズ英語 vol.8

Brent Soesbe(ソーズビー・ブレント)
Glolea! 楽しいキッズ英語アンバサダー

こんにちは! SUNNYSIDE ENGLISH SCHOOLオーナー講師/Glolea! 楽しいキッズ英語アンバサダー Brent Soesbe(ソーズビー・ブレント)です。

 

コミュニケーションする上で欠かせない「ジェスチャー」。

 

おいでと手招きしたり、バイバイと手を振ったり、お願い事をするときには手を合わせたり。

日本とアメリカのジェスチャーの違い

日本でも普段からコミュニケーション・ツールとして何気なく皆さんジェスチャーを使っていると思います。

 

しかし、日本で使っているジェスチャーは英語圏やその他の海外でも同じように使われているのでしょうか? もしかしたら、ジェスチャーの使い方次第では反対の意味にとらえられることも!?

 

今回は、日本のジェスチャーと、私の出身国であるアメリカのジェスチャーを例に、ありがちなトラブルや誤解を生みやすいジェスチャーをいくつかピックアップしてエピソードとともにお届けします。

 

日本に住む外国籍のお友達とのコミュニケーションを楽しんだり、子連れ海外旅行親子留学…等でお子様と海外を経験する前に豆知識としてチェックしておきましょう!

誤解を生みやすいジェスチャー事例1:
日本の「おいで」と人を呼ぶ手招きジェスチャーはアメリカのバイバイ?

日本とアメリカのジェスチャーの違い手招きとバイバイ

▲日本ではおなじみの「おいで〜」と人を呼ぶ手招きのジェスチャーをアメリカでやるとどうなる??

実際にあったことです。

 

アメリカでホームステイしていた日本の高校生が、ホストファミリーのちびっこ(4~5歳のお子さん)と仲良くなりました。

 

大人と話すよりも緊張なく簡単な英語でおしゃべりができるし、かわいいし、たのしいなと思っていたそうです。

 

あるとき、少し離れていたその子に

おいで~

という意味で日本風に手招きをしたところ

Bye~!

と言ってどこかにいってしまったとのこと

え~~~! 行ってしまった… 私の事嫌い? しゃべりたくない? どういうこと?

ちびっこと話すことで少し英語に慣れて楽しくなってきたころだったので、少しショックだったそうです。

 

逆バージョンもありました。

勘違いしやすい日本とアメリカのジェスチャーの違い手招きとバイバイ

手招きされた、呼ばれた!

と思って近づいていくとなんだか不思議そうな顔をされてしまったとのこと。

 

アメリカの人は「さようなら~」という意味でバイバイ(=日本の手招きのようなジェスチャー)をしたのに、その子が寄ってきたので

あれ?

と思ったのだと予測できます。

アメリカのバイバイのジェスチャー

アメリカでは、手を出して(指先が下)前後したり、指を握って離してというしぐさは『バイバイ』の意味になります。

アメリカの手招きのジェスチャー

アメリカの手招きのジェスチャー

▲アメリカの手招きのジェスチャーは手のひらを上にして自分側にして指を自分側に倒す動作をリピートすればOK! 手を下に向けた日本の手招きのジェスチャーはアメリカでバイバイのジェスチャーに…。

もしも、こちらに来てほしいのなら、親指以外の4本指を上、手のひらは自分側、その指4本を自分側に倒す動作をリピート… これが日本で言う手招きです。

人差し指だけで手招きをするのは失礼な印象なので要注意

指4本ではなく、人差し指のみでそれをする人もいますが大人が小さな子供にやることはあっても大人同士だと失礼な印象が個人的にはしてしまいます。

 

高校生曰く、今となっては笑えるけれどその時は少しショックをうけてしまったとのこと。

ちびっことの会話で英語でのアウトプットが楽しくなってきていたのに、勘違いから消極的になってしまった自分がいた

とのことでした。

誤解を生みやすいジェスチャー事例2:
日本の否定のジェスチャーはアメリカで臭いという意味に!?

日本の否定のジェスチャーはアメリカでは臭う・臭いの意味になってしまう?

日本では、自分の顔の前で手を振るジェスチャーを通して否定を表します

 

この、親指が自分の顔側で「違います~」「いいえ~」「いらないです」とNoと否定を意味するジェスチャーは、アメリカでは「臭い」「におう」という意味になってしまいます。

 

もし、

食事をお代わりしますか?

と聞かれて

いいえ、大丈夫です

と、顔の前で手を振ると、、、「臭いんです」と意味を取り違えられてしまうかもしれません。

 

アメリカではNo の時は手は使わずただ首を振りましょう

誤解を生みやすいジェスチャー事例3:
アメリカ人が指をクロスさせる時のジェスチャーの意味は?

日本ではお願い事があるときに、両手のひらを合わせて

おねがします!

とするジェスチャーがありますね。ごはんを食べる前のいただきますと同じジェスチャーです。

 

アメリカではお願い事がある時や、いい知らせを待っている時は、人差し指と中指をクロスさせます

Fingers crossedアメリカのお願いジェスチャー

これが、お願い事のジェスチャーになります。

実際にそのジェスチャーを手を使ってしなくても、いい知らせを待っている人に

うまくいくといいね

I’ll cross my fingers for you.

Keep your fingers crossed

Cross your fingers

と言う事もあります。

 

“Finger crossed /指をクロスさせる” で “Good Luck /幸運を祈っています”という意味があるからです。

 

これはアメリカで頻繁に使われている言い回し&ジェスチャーです。

 

このような知識がないと、会話の流れで「うまくいくといいね~」という意味で言ってもらえても、

指をクロスするってどういう意味だろう?

と思ってしまいますよね。

誤解を生みやすいジェスチャー事例4:
日本のおなかいっぱいのジェスチャーはアメリカではお腹に赤ちゃんがいますという意味に!?

お腹いっぱいのジェスチャーはアメリカでは妊娠していますという意味のジェスチャーに

時々、おなかがいっぱいの時にお腹が膨らんでいますというようなジェスチャーをする日本人がいます。

 

アメリカでは

おなかに赤ちゃんがいます

という意味になってしまいますので、アメリカでおなかいっぱいのジェスチャーをしてしまうと、妊婦さんと間違えられてしまうこともあるかもしれません。

ジェスチャーを知る目的とは?

ジェスチャーを知らないことでアウトプットが怖くなったらもったいない!

英語をいくら学んで知識を得たり、英語圏の感覚的な部分を学んでも、しっかりと理解するためには会話を含めた英語アウトプットが必要ですということを親子で楽しむキッズ英語連載を通じて何度かお届けしてきました。

 

また、「使える英語」「使われている英語」は自分で体感するのが一番の近道ということや、これらを達成するために、怖がらずにリラックスして挑むこと。

 

そして、

  • 間違えてOK
  • 先ずはトライしてみよう
  • アウトプットが大切!

…と言うことも何度もお伝えしてきました。

 

トライしてみることを怖いと感じてしまう理由は様々ですが、ジェスチャーを知らなかったことが原因でアウトプットが怖いなと思ってしまったら残念!

 

ということを「バイバイ」の手の動きの違いエピソードを高校生から聞いたときに思いました。

まとめ:知識としてジェスチャーには世界各国違いがあることを知って自信を持ってコミュニケーションを楽しもう!

ジェスチャーを知って英語コミュニケーションを楽しもう!

▲親子で英語を学ぶ際、英語の言葉そのものだけでなく、ジェスチャーの違いがあることも知っておこう!

単なる誤解から、外国人や外国語、外国文化に「怖い」と思ってしまわないように、予め知識として「違いがあること」知っていれば驚いたり、怖いという印象が和らぐかなと思い、今回の連載テーマとしてジェスチャーを取り上げてみました。

 

ジェスチャーはとても便利なのと同時に、使い方によってはとっても失礼なことをしてしまう可能性もあるということもあるかもしれません。その可能性を知ってていただくことも大切だと思っています。

 

今回エピソードとしてご紹介させていただいたジェスチャーは数多くあるジェスチャーの中のほんの一例かつ、アメリカのジェスチャーです。

 

英語圏でもオーストラリアやカナダ、イギリスでは全然違うジェスチャーがあると思います。私は西海岸出身なので東海岸では私の知っているジェスチャーさえ違うかもしれません。

 

知っていただきたいのはジェスチャーは世界共通ではないということ

 

言葉がわからない国では誰もが無意識にやってしまいがちなジェスチャーなので、豆知識として共有しました。

 

ぜひ、子連れ海外旅行や親子留学する前や、外国籍のファミリーとコミュニケーションをする際にお子様と一緒に話し合ってみましょう! 映画を見ながらジェスチャーも観察してみくださいね。



今回は、親子で楽しむ英語コミュニケーションの補足として「日本とアメリカ『ジェスチャー』の違いと意味を知って自信を持ってコミュニケーションを楽しもう!」をテーマにお届けしました。

 

次回の連載記事では「覚えておくと面白い!日本語/英語のことわざ・慣用句・言い回しと直訳」をテーマにお届けします。お楽しみに!

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記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

Brent Soesbe(ソーズビー・ブレント)
Glolea! 楽しいキッズ英語アンバサダー

アメリカ・オレゴン州・ポートランド出身。来日前はホテルマン。2003年に来日以来、インターナショナル・プリスクール、公立小中学校、英会話スクール、英語学童教室、外資系企業英会話講師、日系航空会社英会話講師等15年間の講師経験を経て、2018年世田谷区宮坂にSunnyside English Schoolを開校

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