ホスピタリティー精神に溢れるフィリピンに触れたことで、
興味がなかった世界史を勉強するまでに…世界が広がりました!
– 「親子留学」を経験されてフィリピンという国への印象は変わりましたか?
フィリピンに関しては、日本へ出稼ぎに来ている方が多い、くらいのイメージしか恥ずかしながら持っていなかったんです。
それが訪れてみると、会う方会う方、皆明るくて優しくて、包み込むような温かさで。ひと言で表現するとしたら、ホスピタリティ精神に溢れている。その理由が知りたくて、帰国してからフィリピンの歴史の本を買って読みました。
フィリピンに興味を持ったことで、フィリピンを植民地にした国や、侵略した理由まで知りたくなって。学生の頃は全くと言っていいほど興味のなかった世界史に、今とても興味があります。
– 最終日は先生達と共に親子で世界遺産などを巡ったとお聴きしましたが

▲世界遺産「サンアグスチン教会」は
フィリピン最古の石造りの壮麗な教会
世界遺産であるサンアグスチン教会や、マニラで最も人気のある観光スポットであるマニラオーシャンパークという巨大な水族館、今もっともフィリピンでホットな街・マカティのグリーンベルトを巡ったのですが、世界遺産の教会がとても印象に残っています。
大きな教会なのですが、周囲にもあったはずの教会は、戦争で日本軍に壊されたとのこと。
でも、現地の人たちは「事実は知っているけど、過去は振り返らずに共に未来に向かって前進しよう! 手を取り合って共に平和な時代をつくっていこう!」と言っていると聞いて、フィリピンのことも、日本のことも全然知らないことを猛反省。
留学経験はあっても新興国に留学したのが初めてだったこともこともりますし、子どもに何かを聞かれた時に、説明できる母親でありたいと思うようになったことも大きいと思います。何よりフィリピンの方々の人柄に魅せられて、知りたいことがものすごく増えました。世界が広がりました。

▲最終日のツアーの途中で馬車に乗り換え、先生&ナニーさん達と共に緑豊かなリーサル公園周辺楽しく巡りました。

▲最終日の午前中に訪れたアジア最大規模の水族館「マニラオーシャン・パーク」では子どもも大人も大興奮!
優雅に泳ぐクラゲの水槽には親子でうっとり、癒やされました。