<子どもに優しいシンガポールvol.2>
赤い服のおばちゃん@MRT
- Ai
- Glolea! シンガポール子育てアンバサダー
私はほぼ毎日地下鉄に乗ります。2歳の息子の学校が、地下鉄で5駅先の駅にあり、その送り迎えのためです。
シンガポールの地下鉄はとても便利で、多くの人が利用しているため、日本ほどではありませんが、そこそこ混んでいます。
ここで登場するのが、赤い服のおばちゃんたち。
彼女たちは、電車の混む時間帯になると、ホームに立ち、安全確認や乗下車のサポートにあたります。
でも、この場合の「サポート」が「お手伝いする」というイメージだとしたら、きちんと訂正しておかなければ! 「仕切る」という方がイメージに近いかもしれません。車椅子でも、ベビーカーでも、杖をついた人でも、とにかく普通の乗客とは違う人がいたら、目ざとく見つけて声をかける。
電車が来たら、乗っている人に
「助けを必要としている人が乗ります。手を貸してあげてください、
はい、そこのあなた、立ってくれてありがとうね」と、電車のわずかな停車時間の間に席の確保まで行なうという鮮やかな仕事ぶり。
日本で感じるさりげない優しさも大好きだけれど、この積極的な優しさもすごいな。
そして、今の私たちにはとても有難くて涙が出ます。
赤いおばちゃん、毎日ありがとう!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- Ai
- Glolea! シンガポール子育てアンバサダー
2014年3月よりシンガポールに移住。インタビュアー、ブックコンシェルジュとしてラジオ出演、本、アート、グリーフケアに関する執筆活動をおこなう。2011年に第一子を授かってからは子ども中心の生活にシフトチェンジ。2013年に2人目の息子が誕生。現在は日ごとパワーを増す息子たちと人生初の海外生活に奮闘中。