スウェーデン人が楽しむ夏仕事
- 長谷川佑子(はせがわ・ゆうこ/Yuko Elg)
- Glolea! スウェーデン子育てアンバサダー
夏はサマーハウスのメンテナンスに時間をかけるスウェーデン人
スウェーデン人は、家を作ること、直すことが大好き。もちろん、自宅の修理もしますが、夏はとくに、サマーハウスに時間をかけます。
私たち家族は、夏の間自宅から車で約30分のところにある親族のサマーハウスへ週に1回行き、夫の叔母と窓を直したり、ペンキを塗ったりします。
お天気の良い日に、みんなでペンキ塗りをして、塗りあがってきれいになった家を見ながら、外でお茶をするのは、気分のいいものです。
そして、次は何をしようかと大人がおしゃべりしている間、子どもは庭を走り回り、花を摘んでいました。
何世代にもわたって同じ家を修理して使うスウェーデン人の暮らし方
このサマーハウスは2棟あり、1955年に娘の曾おじいさんが建てたものと、おじいさんが50年前に建てたものです。4世代に渡り、同じ家を使い修理するというのは、とても感慨深いものです。
スウェーデンは、地震もほとんどなく、空気も乾燥しており、家や家具が長期間良い状態で保持できるため、多くの家庭で何世代にもわたって、同じものに修理を加えつつ大事に使っています。
休暇の長いスウェーデン人は夏、家族と過ごす時間がますます増えていきます。
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- 長谷川佑子(はせがわ・ゆうこ/Yuko Elg)
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- ウプサラ
2008年からスウェーデン王国、ウプサラで暮らしています。スウェーデン人の夫、3歳の娘の3人家族。森でのベリー摘み、湖での水遊び…日本とはちょっと違った子育てをしつつ、北欧文化を体験する日々です。 母親も外で働くのが当たり前の国での社会のしくみ、女性たちの生き方もお伝えしたいと思います。