【厚労省が警告】麻しん(はしか)予防接種歴は大丈夫?子連れ海外旅行や、プチ親子留学・サマーキャンプ・ジュニアキャンプ参加前に要確認!

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お子さまの夏のプチ親子留学・サマースクール・ジュニアキャンプを控えている保護者の方へ。出発前の「麻しん(はしか)」の予防接種歴は確認済みですか?麻しんは空気感染する強い感染症。海外では流行地域も。厚生労働省は母子手帳での接種歴チェックと、未接種の場合の早期ワクチン接種を呼びかけています。今すぐ接種歴を確認しましょう。

この夏、子連れ海外旅行やプチ親子留学、もしくは、お子様単身でのサマースクールやジュニアキャンプにチャレンジされるご予定の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

【厚労省が警告】子連れ海外旅行や、プチ親子留学・サマーキャンプ・ジュニアキャンプ参加前に要確認!麻しん(はしか)予防接種歴は大丈夫?

▲子連れ海外旅行や、プチ親子留学・サマーキャンプ・ジュニアキャンプ参加前に「麻しん(はしか)」予防接種歴を確認してみよう!

現在、「アメリカ」ではしかの感染が拡大しており、症例数が過去33年で最多になっています。

BBCの報道によると2025年7月4日時点で、全米で確認された感染者数は約1300人に上る状況

 

その他、「ヨーロッパ」「アジア」「北米」「南米」「アフリカ」及び、「日本」でも感染者数が伸びている状況です。

2025世界各国はしか(麻疹)流行状況

厚労省による出発前のワクチン接種呼びかけの背景

このような状況の中、厚生労働省は「麻しん(はしか)」の感染拡大防止のため、出発前のワクチン接種歴確認を呼びかけています。

麻しんとは?空気感染する強力な感染症

厚生労働省公式Xで警鐘がならされている麻しん(はしか)

厚生労働省の公式Xでは

麻しんへの備えはできていますか?

という趣旨で以下のように警鐘を鳴らしています:

麻しんは、麻しんウイルスによって感染する感染症です。感染力が非常に強く、空気感染するため、予防接種が最も効果的な予防策です。

とX投稿で注意喚起を行っています。

 

麻しんは空気感染で広がるため、手洗いやマスクでは完全に防げません

 

「ワクチンによる予防」が最も信頼できる対策です。この夏、海外渡航を予定されている方は、母子手帳の接種状況を確認してみましょう。

はしかの予防のワクチンについて

感染時の症状と経過:発熱から発疹へと進む典型的なパターン

麻しんに感染すると、約10〜12日間の潜伏期間を経て、以下のような症状が現れます

  • 初期症状:
    ⭕️発熱、⭕️咳、⭕️鼻水など、風邪に似た症状が現れます。
    目の充血やまぶしさを訴えることもあります。

  • コプリック斑の出現:
    発疹が出る数日前に、頬の内側に白い斑点(コプリック斑)が見られることがあります。

  • 高熱と発疹:
    その後、39度以上の高熱が2〜3日続き、全身に発疹が現れます。体力を大きく消耗するのが特徴です。

  • 感染力のピーク:
    発疹が出る直前から発疹出現後4日程度までが最も感染力が強く、本人はもちろん周囲への感染リスクも非常に高くなります

発疹が出る頃には感染力がピークを迎えるため、現地での発症は本人にも周囲にも大きなリスクとなります。

出発前に接種歴を必ず確認:母子手帳をチェック

厚労省は、保護者に対して以下の対応を強く推奨しています:

  • 母子手帳や予防接種記録で麻しんワクチンの接種歴を確認する
  • 接種が1回以下、または不明な場合は、早めに医療機関で接種を検討する

定期接種は通常2回(1歳時・小学校入学前)実施されています。

 

しかし、記録が曖昧な場合や未接種の場合は、医師に相談の上、追加接種が安心です

留学先での麻しん流行にも注意

一部の渡航先では、麻しんの集団感染が報告されています。

 

特にアジアや中東、アフリカの一部地域では、ワクチン接種率が低く、感染リスクが高い場合があります

 

外務省の感染症危険情報や厚労省の感染症週報などを事前に確認し、行き先ごとのリスク対策も行いましょう。

よくある質問(FAQ)|海外留学前の麻しん対策

海外留学前に麻しん接種は必要?

結論:出発前の確認・接種が必要です。
理由:麻しんは空気感染しやすく、流行地域も。厚労省は母子手帳で接種歴確認を推奨しています。

麻しんの感染経路と予防策は?

結論:空気感染で広がりやすい病気です。
理由:飛沫や接触より強く、ワクチンが唯一の有効な予防策とされています。

どんな症状が麻しんで出ますか?

結論:高熱・発疹などが典型です。
理由:発熱や鼻水の後、39℃超の高熱と発疹が出るのが一般的です。

麻しんワクチンは何回接種する?

結論:2回接種が推奨されています。
理由:日本の定期接種は2回。未接種・不明なら早めの追加接種を厚労省が推奨。

接種歴が不明な場合はどうする?

結論:医師に相談して再接種を検討。
理由:母子手帳に記録がなければ、早めに医療機関へ相談・追加接種が安心です。

健康管理も学びの一環!
安心してこの夏のグローバル体験を

子連れ海外旅行やプチ親子留学、もしくは、お子様単身でのサマースクールやジュニアキャンプは、お子さまにとって貴重なグローバル経験や、これまで積み重ねてきた語学を楽しく実践する場でもあります。

 

だからこそ、安心・安全に参加するためには、健康管理が不可欠となります。

 

今すぐ母子手帳の確認を今すぐ行っていただき、もし、接種記録が不十分な場合は、早めの医療相談・追加接種を検討しましょう。

 

親子で安心して、この夏のグローバル体験を楽しめるよう、大切な渡航準備の一環で、健康面の備えも万全に整えていきましょう。

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