バンクーバーから車で2時間!
ヒックスレイク( Hicks Lake )で初の子連れキャンプ

Micchi
Glolea! バンクーバー子育てアンバサダー

本来は家でゴロゴロしているのが好きな私ですが、カナダに来てからはほんの少しアウトドアにも目覚め、こどもが生まれる前はよくキャンプに行きました。カヌーを漕いだり、キャンプファイヤーをしたり、夜の星空をながめたり。バンクーバーから車で1〜2時間という比較的近場に、なかなかいいキャンプ場がたくさんあるのです。

 

しかし、息子が生まれてからはいろいろ不安要素が多く、子連れキャンプにはなかなか踏み切れないでいました。今年は息子も2歳になったので、そろそろ大丈夫かな? と思い、初の子連れ一泊キャンプに挑戦してみました! 息子のベストフレンドKちゃんファミリーも一緒に行くことになり、楽しみも倍増です。

▲バンクーバー近郊には湖がたくさんあり、水遊びもできます。キャンプ場が併設されているところも多く、
予約可能。ただし、夏の連休はすぐにいっぱいになってしまうので、予約はお早めに!

私の中での一番の不安は、

  • テントの中でこどもが寝てくれるか
    (どうやって寝かしつける? 気温は大丈夫?)
  • 自分たちのキャンプサイトエリア内でじっとしていてくれるか?
    (他のキャンプをしている人たちに迷惑をかけたりしないか?)
  • 小麦アレルギーを持つ息子の食事はどうするか?
    (手軽なパンやパスタがあげられない)

などでした。

今回のキャンプ地は、以前からお気に入りの場所でもある州営のキャンプサイトで、バンクーバーから東に2時間ほど走った場所にあるヒックスレイクという湖。さすがにまだこどもをカヌーに乗せるのは怖いので、今回はカヌーはあきらめましたが、湖がビーチになっているので泳いだり水遊びができます。幸い主人の夏休み中の平日だったので、直前でも予約を取ることができました。

 

事前にお友達ファミリーと夕食の献立を考えたり、食材のお買い物に行ったりして(そういう時間も含めて楽しいですよね♪)、準備万端。

 

当日はとても暑く、快晴に恵まれました。車2台でキャンプ地に到着。気温は28度くらいだけれど、我々のキャンプサイトは木陰のため暑すぎず涼し過ぎず。湖もすぐ目の前という好条件。ただ今回残念だったのはキャンプファイヤー禁止だったこと。夏場は雨が少なく山火事が増えるので、禁止になってしまうのです。仕方ないので今回調理にはBBQグリルやアウトドア用のコンロが活躍しました。到着後早速昼食にハンバーガーとコーンスープを作って食べました。

 

その後はキャンプサイト周辺を散策したり、湖で水遊びをしたり。カナダの湖は真夏でも冷たいことが多いですが、さすがに気温が高く、最適な水温になっていました。また湖が遠浅なので、こどもを浮き輪に入れて、パパが押しながら水の上をプカプカ遊泳。とっても楽しんでいました。

▲キャンプの豚汁はサイコーです

そして夕方、夕飯の支度。夕飯はサーモンのホイル焼きとごはん、豚汁など。外で作って食べる食事は格別のおいしさです。

 

食事を楽しんだ後、大人だけならばまだまだおしゃべりがつきないのでしょうが、こどもは寝る時間。Kちゃんはパパがテントの中で絵本を読み、一足先に就寝成功。うちも寝かせようとテントの中に入ろうとするのですが、大泣きしてテントを嫌がるのです!

 

森の中ですから当然夜になれば真っ暗。そんな中にわが子の泣き声が響き、Kちゃんを起こしてしまわないか、他のキャンプサイトに迷惑がかかってないか、ヒヤヒヤ。そのうち涼しくなって蚊が群がってくるものの、抱っこしているので何もできず蚊に刺されまくり。。ひたすら抱っこで寝てくれることを祈っていたところ、お友達が絵本を貸してくれたので、それでうまーくテント内に誘い、やっと眠りについてくれました。ただ私自身は、狭い上にこどもを気遣ったためか、ほとんど寝れずに朝を迎えたのでした・・・。

▲夜、うちの息子が大泣きしたテント。次回は大きめなのを持って行きます。

翌朝はとても涼しく、長袖やフリースジャケットが必要なほどでした。朝食を食べて少し遊んで、後片付けしてから退散。無事キャンプを終えたのでした。

 

当初の不安でもあった、テントでのこどもの寝かしつけですが、今回うちが使ったテントは大人二人用くらいの小さめの天井の低いものだったので、もっと大きくて天井の高いものにすれば、こどもも怖がらずにすんなり寝てくれたのではないかと思います。そして、次回は好きな絵本なども持参したいと思います。

 

こどもたちはキャンプ中に車が来る道に出てしまうこともありましたが、そこは何回も言い聞かせたり、大人が目を離さないようにするなどの注意は必要です。でも隣のサイトまでは結構距離があったので、そんなに気にしなくても迷惑はかかっていないかなと思います。
小麦アレルギーの食事ですが、みんなと同じメニューで食べられるときは一緒に食べ、それ以外はおにぎりやグルテンフリーパンを持参したり、残りごはんを使って焼き飯にして2日目のお昼ごはんを作るなど、何とかなりました。

 

今回は今までのキャンプの醍醐味であったカヌーやキャンプファイヤーや星空などができなかったけれど、主役はあくまでもこどもたち。自然の中で遊んで、食べて、寝て、起きたらまた遊んで。本当にいい経験をさせてあげられたのではないかと思います。来年にはカヌーキャンプデビューでもできたらいいな! と思います。

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

Micchi
Glolea! バンクーバー子育てアンバサダー
バンクーバー

2008年に結婚してからバンクーバー生活を始め、その後約2年で移民取得。 現在バンクーバーの北側、ノースバンクーバーで日本人庭師の夫と2歳になる息子、猫一匹と暮らす専業主婦です。カナダの大自然と多様性のある人種、そして英語と日本語。自分が育った環境と異なる環境で、果たしてわが子はどんな風に育つのか!?

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