国境を出てみる経験は新しい自分との出会いにつながり
世界を変える経験にもなる
仕事って、ご縁もあるし、運もあるし、タイミングもあります。選べるようで選べないものでもあります。現在、キャリアをしっかり描いている人でも、描けていない人も結局のところはどういう仕事をするのかというのは後からついてくるものだったりします。
結果的に国内市場で国内のためだけに働いているとしても、自分のキャリアを国内だけの市場から見るのか、グローバルな視点から見るのかによっても自分のキャリア感は全く変わってきます。
世界では一体何が起こっているのか、視野広く生きるために私は国を出る経験をして欲しいと思います。幼少期から海外に子どもと共に出て学ぶ経験である『親子留学』をご検討されている親御さんが増えているというのはこれからの日本にとって良い傾向だと思います。
国境を出るということは、自分が自分に課している枠組みをどのように取っ払って、自分自身から一歩外に出られるかということに通じます。そして、扉を開けた次の新しい世界には、新しい自分が見えるかもしれない。世界の扉を開けて進化した人たちが社会を進化させ、世界は変ると信じています。
ぜひ、お子さんと一緒にナマの世界に触れる経験をして欲しいと思います。

文・編集/内海裕子 撮影/井山敬介
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