英語で「I do that too」ってどういう意味?★ゆるゆる親子英語&励ましことばフレーズ♪vol.12
- 橋元知子(Tomoko Hashimoto)
- Glolea! ポジティブ英語アンバサダー
子供が忘れ物をした場面で使いたい
ゆるゆる親子英語フレーズ…I do that too
平日の朝。 お子さんと共に、保育園/幼稚園に走っていって
ギリギリセーフ!
と思い、ほっとしたのも束の間。
あれ?上履きがない。。。
と、お子さんがボソッと呟いたご経験のある親御さん、いらっしゃいますか?
「上履き」が「外靴」や「シーツ」かもしれませんが、多くの親御さんは「ある、ある。」と頷いて下さると思います。
このような時、口をついて出てしまうのが、
え?うそ?!?
若しくは、
なにやってるの?
というような言葉ではないでしょうか? これに対してお子さんがシュンとしてしまった場合、言っていただきたいフレーズがこちら。
I do that too / 私もやってしまうわ。
です。
忘れ物をしたことがない親御さんはいらっしゃらないと思います。
その時の事を思い出し、お子さんに伝えて頂きたいのです。
なんで私が自分の不完全さを、子供にさらけ出さないといけないの?
とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ご自身の不完全さから、お子さんが学ぶこともあるのです。
脚本家、著作家であり、中野区教育委員をつとめた田中澄江氏も、著書「いま、若いお母さんたちに言いたいこと(PHP文庫)」で、以下のように述べています。
親も子供も、人間として不完全なものであり、日々におのれの非をえぐり出しさらけ出して、よりよい自分をつくりあげてゆく。
それが人生なのだという根本の姿勢を、父も母も失敗や挫折をのりこえて生きて来、また、生きてゆくものであることを、もっと率直に子供に語った方がよいのではないだろうか。
出典: いま、若いお母さんたちに言いたいこと(PHP文庫)
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子供の前では、完璧でいないと!
と気を張る親御さんも多いかと思いますが、完璧な親なんていません。
時には、自分の不完全さをお子さんに語り、そこから学んでもらうのも良いのではないでしょうか? 肩の力を抜いて、不完全な自分と、失敗する事もある我が子を好きになりましょう!
コラム:I do that tooにまつわる英語子育て…我が家の場合
I do that too.
と言うことが多かった(そして未だに多い)私。
わざと不完全にしているわけではなく、元々不完全な部分が多いからですが、「この性格も、悪いことばかりではないのかも知れない」と、最近思えるようになりました。
なぜなら、私がこうであるが故に、子供達が(少なくとも私よりは)、しっかりしているからです。
先日も
ママ、明日遠足だけど、お弁当なの覚えていた?
と前夜に確認してくれました。危ない、危ない。すっかり忘れていました。 私の足りない部分を補ってくれる子供達。まだ幼いながら、頼りになります。
お子さんに「英語好きになってほしい!」そんな声をよく聞きます。英語好きを促す最適な方法は何と言っても、ママやパパがお子さんと一緒に楽しく英語を学ぶことです。「英語って楽しいものなんだよ」というポジティブ・メッセージを送ることが、お子様が英語好きになる一番の方法です! 英語圏のポジティブマインドを言語&フレーズと共に吸収し、英語を話しているときだけでなく、それ以外の生活においてもポジティブ思考で子育てできたらよいですね。前回までの連載でお伝えしてきた英語の褒め言葉と合わせて、子育て中の親御さんに是非とも知って頂きたいもう一つの英語。それは励ましの英語フレーズです。お子さんには、辛い時、不安な時、大変な時にこそ、ポジティブ思考でいて欲しいもの。落ち込んでいる時、大好きな親御さんがひと声かけてあげるだけで、お子さんは明るくなれます。本連載「ゆるゆる親子英語&はげまし言葉フレーズ」では、様々な励まし言葉をお伝えします。励ましを通じて明るくなったお子さんの笑顔が、親御さんにも幸せをもたらす…そんな英語フレーズを連載を通じてご紹介していきます!
記事をお読み頂きありがとうございました!
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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー
- 橋元知子(Tomoko Hashimoto)
- Glolea! ポジティブ英語アンバサダー
ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。