こんにちは！ ほうかごEnglish代表／Glolea! ニュージーランド親子留学アンバサター 奥村優子です。

ニュージーランでは、先日オークランド市限定で施行されたロックダウンが解除されてから2週間ほど経ちました。

• 10人以上の集会の禁止
• 公共交通機関でのマスク着用義務

など、いまだ規制はあるものの、徐々に普通の生活を取り戻しつつあります。

前回は「NZで二度目のロックダウン…！　現地の学校ではオンラインを駆使してどのように授業が展開されている？」をテーマにこちらの高校に通うほうかごEnglishスタッフのお子さんの様子をお知らせしましたが、今回は、日本の小学生高学年の年齢の息子がニュージーランド現地で受けているオンラインを利用した遠隔授業の様子をご紹介させていただこうと思います。

小学生でもPCやタブレットが導入が進んでいたニュージーランド…オンライン遠隔授業はすでに問題なく進行中

日本では小学6年生に当たる歳の息子は、こちらではYear7で、Intermediate（インター・メデイエイトスクール）と呼ばれる中学校に通っています。

• 参考：
  ニュージーランドの学校制度

ニュージーランドは小学校のころからPCやタブレットを導入しているところが多く、息子の中学校では基本的に各生徒が自分のPCを持ってくる必要があります。

課題を解いたり、ノートを取ったりするのもPCで行う授業が多くあります。

そのため、3月末からの初回のロックダウンの際も、オンライン授業への移行はあまり問題が生じなかったようです。

今回、8月は2回目のロックダウンということで、学校も先生方もオンラインを使った遠隔授業に慣れていたようです。

最初の週の8月12日（水）～15日（金）の3日間は、前日の火曜日にロックダウンが発表されたということもあり、オンラインの課題を各自すすめるようにという自習に近い3日間でしたが、週末には先生からメールで一週間の時間割が送られてきました。

また、ロックダウンに入った次の週の月曜からは、毎朝始業前にその日の時間割の詳細がメールで送られ、Google Classroomでも共有されています。

こちらの中学校の1日

朝のホームルームはZoom利用

上の時間割でも書かれているように、朝にはまず15分、Zoomでホームルームの時間があります。

午前中：4コマの55分授業

その後は1コマ55分の授業が2つ、そして20分のお休みが入ります。

その後、また授業が2コマあり、13時からランチです。

13時からランチって遅いように感じられるかもしれませんが、2限目のあとのお休みの時間にモーニングティーといって朝のおやつを取る生徒がほとんどです。

ニュージーランドでは教科書を使わずに授業をすすめるのが一般的ですが、授業中にやる課題はオンラインで先生からシェアされていました。

Readingの授業では世界的に普及しているリーディング用アプリRAZ-KIDSも使われています。

▲楽しそうなタイトルがいっぱいのオンライン多読教材「Raz-Kids」

午後：1コマの運動時間

お昼休みの後の最後の1コマは、体育代わりの運動の時間です。

PCから離れて体を動かしましょう、ということで、散歩、兄弟とおにごっこ、お母さんやお父さんと自転車に乗る、といったことが勧められています。

また運動ではなくても、PCから離れてリラックスするのでもよく、ボードゲームをしたり、絵を書いたり楽器を弾いてもいいそうです。Meditate（瞑想）も先生からのおすすめに入っていました。

2週間半のロックダウン中、特に混乱など起こることなくスムーズに授業が進んだようです。

新型コロナウイルスが社会の様々なところに影響を及ぼしていますが、子供の教育がこうしてきちんと途切れることなく続けられることは親として本当にありがたいと思いました。

オンライン英語学習のススメ

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