今西敦子さん – 「東京こども星★レストラン」編集長/株式会社ai 代表取締役 Vol.7 | Glolea![グローリア]

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今西敦子さん – 「東京こども星★レストラン」編集長/株式会社ai 代表取締役 Vol.7

積極的に世界とつながっているような家庭環境を作りたい − 今西敦子

Global+Learning=Glolea![グローリア]。世界とポジティブにつながる今と未来のためにお子様とともに学び続ける、素敵なGlolea!なママにフォーカスするインタビュー。今回は、「東京こども星★レストラン」編集長としてご活躍中の 今西敦子 さんにお話をお伺いしました。

今西敦子さん 

Profile: 今西敦子 (Atsuko Imanishi)さん 

子連れで行けるおしゃれなカフェ・レストラン紹介サイト「東京こども星★レストラン」運営。首都圏在住の感度の高いママを中心に支持されており、7500人以上の会員が登録。2011年キッズデザイン賞受賞。 ママと子どもに優しい都内の飲食店・美容院取材は200店舗以上。現場主義を信条に、掲載前には必ず現地に赴き取材した上で掲載している。 サイト編集のほか、グローバルな視点を含めた食育セミナーや親子イベントの企画・運営、店舗でのプロモーションを行う。 2014年夏からは東京と山梨のデュアルライフをスタート。長男5歳、長女2歳。 

 

 

−− 今西敦子 さん流のGlolea!な生き方、子育てスタイル(=世界とポジティブにつながり子どもと共に学び合う子育てスタイル)や、想いがあれば教えてください   

 

今西敦子 さん(以下敬称略): 

私は中学生の時に、情熱的で面白い授業をしてくださる先生と出会ったことがきっかけで英語の授業が好きになり

英語が話せるようになったら世界中の人とコミュニケーションが取れる!

といつもワクワクしていました。

 

英語好きが高じて外大へ進学。大学時代にはアルバイトでお金を貯めて、夏休みにアメリカでホームステイをしたり、海外旅行をしたりしていました。

 

英語だけに限らず、外国語を学ぼうとすると、単なる言語の習得だけではなくその背景となる文化も学ぶことになります。

 

ですので、私の子どもたちには、英語を学ぶことはもちろんですが、それによって英語圏の文化も学び、相手を思いやる力や、日本を客観的に見つめられる視点を身につけてほしいと考えていて、そのきっかけを作るサポートをしたいと思っています。

 

ただ、むりやり子どもたちだけに英語を勉強させようとしても楽しさがないと続きません。 クラシック好きな家庭に生まれると、自然にクラシック音楽に親近感を覚え詳しくなるようなイメージで、親がまず積極的に世界とつながっているような家庭環境を作りたいと考えています。 

今西敦子さん

▲ハワイ旅行中は、現地でのオーガニックチョコレート屋さんでお店の人にチョコについて質問をしたら、お店裏にある工房を見学させてもらえることに。家族全員で工房見学をしました。

英語でコミュニケーションしている親の背中を子ども達に見せるようにしています

−−お子様の語学力アップや、
異文化コミュニケーション力UPのために今西さんがされていることはありますか
  

 

今西: 東京での生活では、自宅の周辺に外国人の方がたくさん住んでいたことと、保育園でも外国人のお子さんがクラスに複数いたこともあり、自然な中でのコミュニケーションを取りやすい環境でした。

 

子どもって、大人が考えているよりも案外普通に外国人の子どもたちと自然に仲良くなれるんですよね。

 

また、近所のスーパーで時間に余裕があれば外国人のスタッフの方に「Thank you.」と言ってみる、食材を英語名で私が発音してみる、なども時々試していました。

▲港区にある外国人御用達スーパーにて。食品表示が英語と日本語で記載されているので親子で勉強になります。

▲港区にある外国人御用達スーパーにて。食品表示が英語と日本語で記載されているので親子で勉強になります。

 

実は、2014年夏から東京と山梨のデュアルライフをスタートしました。子どもたちが山梨をベースに生活を始めてからは、自宅で子どもたちが大好きなディズニー映画のDVDを時々英語で見せています。

 

私自身は、外国人の友人と日常会話をしたり、仕事で時々英語でメールや会話をすることでキープしています。

 

あとは、海外旅行に行く時は、親が積極的にコミュニケーション。英語でコミュニケーションしている親の背中を見せるようにしています。

 

例えば、ハワイに旅行に行けば、レンタカーをする際に、カーナビの英語を一緒に聞きながら「Right」「Left」などを自然と身につけたり、看板の英語を読んだり。 大人も子どもも旅行先でテンションMAX!な気分の時に、同じ目線で一緒に非日常を楽しみながら英語に触れています。

▲ハワイ旅行中はアクティビティに参加。ヒルトンでレイ作り体験をしました。

▲ハワイ旅行中はアクティビティに参加。ヒルトンでレイ作り体験をしました。

▲ハワイの・ポピンズではクラフト体験を楽しみました!

▲ハワイの・ポピンズではクラフト体験を楽しみました!

今西敦子さん

▲ハワイでかりたレンタカー! カーナビも英語の先生にはやがわり。大人もテンションMAXで英語とのふれあいを楽しみます。

大使館イベントに参加して、親子で各国の文化に触れる時間に興味を持っています!

−−Glolea!なママである、今西敦子さんが最近注目しているグッズやイベントはありますか?

 

今西:Roots&Wingsさんが主宰している大使館のイベントや、主宰者の仲原かおるさんのFacebookでの更新を楽しみにしています。

 

親子で参加できる大使館イベントでは、各国の文化に触れながら楽しく外国語を勉強できる点に興味を持っています。また、仲原さんは現役同時通訳をされていて、ご本人ならではの通訳裏話や通訳時のテクニックなどのFacebook投稿は“英語脳”を鍛える上で大変勉強になります。

 

山梨ではホームステイの受け入れも検討中です!

▲自然に囲まれた山梨での生活。公園にて。

▲自然に囲まれた山梨での生活。公園にて。

今西敦子さん

▲子どもたちと近所で花摘み遊び。

 

あと、山梨で現在戸建てに住んでいまして、子どもたちに外国人の方とのコミュニケーションを学ばせたい、且つ日本文化を紹介できるよう日本文化も同時に学ばせたい…という思いから、ホームステイの受け入れを検討しています。

 

家の縁側から世界遺産である富士山が一望できて、畑もありますので、これを活用しない手はないかなと思い、ホームステイ受け入れへ思いを巡らせています。 

 

▲山梨・山中湖のお気に入りのカフェ。小鳥がテラスに遊びに来ます!

▲山梨・山中湖のお気に入りのカフェ。小鳥がテラスに遊びに来ます!

ムスリムの方々にも和食を楽しんでもらいたい! ハラール和食プロジェクトにチャレンジしています

−−今西さんが今、チャレンジしていることもしくは、これからトライしてみたいことはありますか? 

▲シンガポールからの旅行者がご予約してくださり、ハラールな本格和食コースを楽しんでくださっている様子。

▲シンガポールからの旅行者がご予約してくださり、ハラールな本格和食コースを楽しんでくださっている様子。

 

今西:昨年から会社の事業で「ハラール和食プロジェクト」をスタートしました。

 

「東京こども星★レストラン」は、子連れで外食をするのが難しいママのための情報サイトですが、主に豚肉とアルコールNGのムスリム(イスラム教徒)の方々にとって、日本で食事をするのは東京であっても簡単なことではありません。

 

つまり、ママもムスリムも「外食弱者」という意味で同じことなのです。

 

世界は空前の日本食ブーム、そして訪日外国人が右肩上がりで伸びており、2020年にはオリンピック開催。 東京で本場の日本食を食べたい外国人がたくさんいるにも関わらず、世界中に16億人以上いる(2010年時点)と言われているムスリムは、「美味しい日本食を食べたいのに安心して食べられない」という現実を知ったときは非常にショックでした。

 

そこで、私がハラール講習を受けに行き学んだ上で、こども星で掲載しているレストランに協力してもらい、ハラールメニュー(ムスリムが食べられるメニュー)を提供してもらうプロジェクトを始めました。

 

現在は1店舗ですが、マレーシア、インドネシア、シンガポール、サウジアラビアなど、旅行やビジネスで訪日したムスリムの方に好評で、Facebookやウェブサイトを通して少しずつですが広まってくれています。 本物の日本食で勝負をして、ムスリムの方に満足していただけると、とても嬉しいです。

 

そして、このプロジェクトでのムスリムの方々とのやりとりも英語なので、英語が活躍しています!

子ども達と海外をもっと身近に、自然に触れられるように生活拠点を日本・海外に持つのが目標です

−−今後、子育て中のママとして、お子様と共に世界とどのようにポジティブにつながっていきたいですか? 今西さんのお子様との将来の夢などお聞かせください

▲海外のファーマーズマーケットでやりとりをする息子の様子。

▲海外のファーマーズマーケットでやりとりをする息子の様子。

今西:夢は大きく持ちたいので、そのままお話してしまいますが、将来は、海外を旅行先としてだけではなく、生活できる場所として日本を含めて3拠点くらい持つのが目標です。生活の場、仕事の場、リラックスの場、など…国内外、複数の拠点を作れたらいいなと思っています。

 

今は、LCCも発達してきていますし、今後はもっと自由に海外を行き来できることになると思いますので、子どもたちと海外をもっと身近に、そして自然に触れられるようにしたいですね。

 

そうすることで、日本国内にいるだけでは見えてこないものが見えてくるはず。日本という国を俯瞰して見られる視点を養ってもらいたいです。

 

また、海外で生活するために、英語は必須だと思いますが、英語はあくまでコミュニケーションの道具。それをどのように使いこなすかが大事だと思います。 英語を学ぶことがゴールではなく、子どもには何らかの専門性を持った上で英語を使ってほしいです。

  −−Glolea![グローリア]読者のママ達へのメッセージをおねがいします。 

今西:国内だけにとどまっていると、海外から日本がどのように見られているか、客観的に見ることができにくい状況です。

 

ただし、現在は自ら海外の情報を収集して、自分自信の考えで選択が必要な時代だと思います。

 

ぜひ子どもを育てる重要な役割である親として、情報を収集して共有しながら、良い環境を作っていきたいですね!

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今西敦子さん Glolea!読者へおすすめの一冊

– 東京こども星★レストラン

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