こんにちは！　Glolea! 小学生からの4技能本格英会話アンバサダー「Brightly for Kids（ブライトリーフォーキッズ）」です。

小学生で英検にはじめて挑戦させたいと思ったとき、まず気になるのが

何級から始める？

どの教材を選べばいい？

というポイントですよね。

本記事では、そんな保護者の方に向けて、

• 英検5級〜1級までの級別レベルの目安
• 英検デビューにぴったりな小学生向け英検5級おすすめ教材3冊

をまとめてご紹介します。

「小学生のうちにどこまでを目指すか」「最初の1冊をどう選ぶか」が、この記事を読むだけでイメージできるように構成しています。

小学生の英検デビューのスタートラインと、ご家庭での効率的な学習の進め方を考えるヒントとして、ぜひ参考にしてください。

1. 英検の級別レベル早わかり｜5級〜1級＋準2級プラスの違い

英検には、次の8つの等級レベルがあります。

• 5級
• 4級
• 3級
• 準2級
• 準2級プラス
• 2級
• 準1級
• 1級

このうち5級と4級には、自宅で受験できる任意のスピーキングテストがあります。

• 合否とは関係ありませんが、英語のスピーキング力を測る大切な診断
• パソコン・タブレット端末で受験可能
• 所要時間は約5分

5級や4級を受けるお子さんには、英語に慣れる意味でも一度受けてみることをおすすめします。

英検5級｜中学初級レベル・小学生の英検デビューにおすすめ

• レベル目安：
  中学初級程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・リスニング）
  ※スピーキングテストは任意

身近な話題の、基礎的でかつ重要な問題が出題されます。

小学生の英語学習の基礎固めにぴったりの級です。

英検4級｜中学中級レベル・英検5級の次に目指したい級

• レベル目安：
  中学中級程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・リスニング）
  ※スピーキングテストは任意

身近な話題をトピックにした文章問題が加わります。

基礎レベルからさらに英語力を伸ばしたいお子様に最適です。

英検3級｜中学卒業レベル・高校入試でも評価される級

• レベル目安：
  中学卒業程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・ライティング・リスニング）
  二次試験（面接＝スピーキング）

身近な話題をトピックにしたライティング問題と、二次試験（面接）が加わります。

中学卒業レベルの英語のため、3級以上は高校入試に有利と言われています。

英検準2級｜高校中級レベル・大学入試につながる実力チェック

• レベル目安：
  高校中級程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・ライティング・リスニング）
  二次試験（面接＝スピーキング）

長文の穴埋め問題が加わり、大学入試対策にも最適なレベルです。

英検準2級プラス｜準2級と2級の間をつなぐ新設級

• レベル目安：
  高校中級〜上級程度（準2級と2級の間）
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・ライティング・リスニング）
  二次試験（面接＝スピーキング）

準2級合格後、2級に向けた「橋渡し」となる新設級で、高2程度の英語力がターゲットです。2級と同形式の英文要約ライティングなどが加わり、より実践的な読解力・要約力を確認しながら、大学入試で広く活用される英検2級レベル（CEFR B1）へのステップとして位置づけられています。

英検2級｜高校卒業レベル・大学入試や将来の進学・就職に有利

• レベル目安：
  高校卒業程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・ライティング・リスニング）
  二次試験（面接＝スピーキング）

社会性のある英文読解など、より確かな英語力が試されます。

2級以上は就職に有利と言われており、将来を見据えた資格としても評価されています。

英検準1級｜大学中級レベル・高度な英語運用力の証明

• レベル目安：
  大学中級程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（リーディング・ライティング・リスニング）
  二次試験（面接＝スピーキング）

エッセイ形式の英文問題が加わり、より実践的な英語力の証明ができます。

英検1級｜大学上級レベル・グローバルに活躍できる英語力

• レベル目安：
  大学上級程度
  
  
• 試験構成：
  一次試験（筆記とリスニング）、二次試験（スピーキング＝面接）

テーマは幅広く、かつ高度です。

グローバルに活躍できる英語力が証明できるレベルです。

2.小学生におすすめの英検5級教材＜3選＞【市販テキスト・問題集】

英検では、それぞれの級に

• 出題範囲
• 難易度

が設定されています。

出題範囲やレベル感をつかむには、 英検対策専用の参考書・問題集を使うのが近道です。

ここでは、小学生に目指して欲しい英検5級の対策本を3冊ご紹介します。

※本ページはアフィリエイトプログラムによって商品を紹介しており、商品の購入はリンク先企業との直接取引となります。商品の価格、詳細、消費税、送料、在庫、販売者、法律上の問題点などは、リンク先の販売店にて必ずご確認ください。

（１）学研プラス｜【CD付】英検5級をひとつひとつわかりやすく。

• 試験の手順
• やさしい解説
• 練習問題
• 模擬試験

など、英検合格に必要な要素がオールインワンになった、 イラスト満載の参考書です。

こんなお子さんにおすすめです：

• 英語を始めたばかり
• 初めて英検を受験する
• まずは「全体像をやさしく知りたい」というタイプ

模擬テストでは、リスニングも実際の試験と同じく2回の読み上げがあるため、本番に近い形でリハーサルすることができます。

• 公式サイトから試し読みをしてみる»
• Amazonから英検をひとつひとつわかりやすく。シリーズ一覧をチェックしてみる｜英検5級〜準1級»

（２）旺文社｜7日間完成 英検5級 予想問題ドリル

7日間の短期集中で英検を攻略できる、実践的な問題集です。

• 予想問題ドリル形式で、試験本番を意識した構成
• リスニングテスト付きで、音声にも慣れやすい

次のようなシーンで特に使いやすい1冊です：

• 試験前の総仕上げに使いたい
• 短期間で一気に対策したい

過去問や他のテキストをやっていて、ラスト1〜2週間で追い込みたいご家庭に向いています。

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（３）旺文社｜小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル

イラスト付きで、小学生にもわかりやすいつくりの参考書です。

• 丁寧な解説
• ドリル形式でコツコツ取り組める構成
• 普段の英語学習用としても使える内容
• スピーキングテスト対策の解説と問題も収録

「英検の勉強＝テスト対策」だけで終わらせず、日々の英語学習とあわせてゆっくり取り組みたいご家庭に向いています。

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3. 小学生タイプ別・英検5級テキストの選び方＆使い分け

上の3冊は、いずれも小学生の英検5級対策として使いやすい定番ですが、次のように使い分けができます。

はじめての英検受験なら｜まず1冊だけ選ぶときのおすすめ

→ 学研プラス「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」
手順・解説・練習問題・模擬試験まで一通りそろっているので、初めての英検5級対策のベース教材になりやすいです。

短期で一気に仕上げたいなら｜直前対策向きの問題集の選び方

→ 旺文社「7日間完成 英検5級 予想問題ドリル」
すでにある程度学習していて、本番形式での演習を増やしたい・直前対策をしたいときに向いています。

毎日の英語学習とセットで取り組みたいなら｜ドリル型テキストの活用法

→ 旺文社「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」

イラスト解説＋ドリル形式で、「毎日少しずつ」型の学習に組み込みやすい構成です。

スピーキングテスト対策も載っているので、話す練習も少しずつ入れたい場合にも使えます。

よくある質問（FAQ）｜小学生の英検5級と勉強法・教材選び

Q1. 小学生は英検何級から受けるのがいいですか？

一般的には、最初の目標は英検5級がおすすめです。

5級は「中学初級程度」の内容で、アルファベット・数字・身近な単語や簡単なあいさつ表現など、小学生でも取り組みやすい基礎的な問題が中心です。

すでに英語歴が長く、英単語や簡単な文がある程度読めるお子さんであれば、5級を飛ばして4級からスタートするケースもありますが、 多くのご家庭では5級で試験の雰囲気に慣れるところから始めるとスムーズです。

Q2. 英検5級はどれくらいのレベルですか？　小学生には難しくない？

英検5級は、中学初級程度のやさしい英語が中心です。

• アルファベット・数字・簡単な名詞・動詞・形容詞
• 「I like 〜.」「This is 〜.」のような基本文
• 短い会話の聞き取り

など、英語の基礎固めにちょうどよい内容になっています。ご紹介した教材のように、

• イラスト付きの参考書
• CDや音声アプリ付きの問題集

を使えば、英語初心者の小学生でも取り組みやすいレベルです。

Q3. 英検5級合格までの勉強時間の目安はどれくらいですか？

英語の経験や学年によってかなり差がありますが、目安としては：

• 英語ほぼゼロからスタート
  → 数か月〜半年ほど、週3〜4日・1回20〜30分のペースでコツコツ続けるイメージ
  
  
• すでに英会話や英語教室に通っている
  → 1〜3か月程度、5級の形式に慣れるための問題演習中心で仕上げていくケースが多いです。

あくまで目安なので、お子さんのペースに合わせて、

• まずは「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」などで基礎を固める
• 仕上げに「7日間完成 予想問題ドリル」で本番形式に慣れる

という流れを意識すると、無理なく準備しやすくなります。

Q4. 上で紹介されている英検5級の教材は、どの順番で使うのがおすすめですか？

記事内で紹介した3冊を、目的別に使い分けると次のような流れになります。

• 全体像をつかむ・基礎固め
  学研プラス「英検5級をひとつひとつわかりやすく。」
  → 試験の手順・解説・練習問題・模擬試験がまとまっているので、最初の1冊（メイン教材）として使いやすいです。
  
  
• 日々の学習＋ドリルで定着
  旺文社「小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル」
  → ドリル形式でコツコツ解きたいタイプのお子さんに向いています。スピーキングテスト対策もできるので、日常の英語学習にも併用しやすい1冊です。
  
  
• 試験直前の仕上げ・予想問題演習
  旺文社「7日間完成 英検5級 予想問題ドリル」
  → 本番に近い形式で「あと一歩」を仕上げるための総仕上げ用としておすすめです。

すべてを一度にそろえる必要はなく、まずはメイン教材を1冊決め、必要に応じて他の2冊を追加していくとムダが少なくなります。

Q5. 英検5級は小学生でも独学で合格できますか？

はい、小学生でも独学で十分合格を目指せます。

独学で進めるときの３つのポイントは、

1. CD・音声付きのテキストを選ぶこと
2. 「読む」「聞く」「解く」の3つをバランスよく練習すること
3. 過去問や模擬試験を、本番と同じ時間配分で解いてみること

です。学習がうまく進まない場合や、発音・リスニングが不安な場合は、

• 英会話スクール
• オンライン英会話（小学生のための英検に対応しているスクール）

などを一部だけ併用してフォローしてもらうのも良い方法です。

はじめての英検受験だけれど、合格までのプロセスが不安…

という場合は、小学生向けの英検対策が得意な私達「Brightly for Kids（ブライトリー）」にご相談ください。日本人の英語学習アドバイザーによる無料カウンセリングも実施しています。

お子様の英検合格を目指す保護者からのリアルな口コミでも好評です»

Q6. 英検の過去問は、いつ頃から取り組めば良いですか？

おすすめのタイミングは、

• まず、メイン教材で一通り5級の内容を学び終えたあと
• 試験日までの1〜2か月前から、定期的に過去問や予想問題に取り組む

という流れです。

• はじめのうちは時間を気にせず、問題形式や出題傾向に慣れる
• 慣れてきたら、本番と同じ時間を計って解く練習をする

ことで、試験当日のペース配分や集中力も養われます。

Q7. 低学年でも英検5級を受けられますか？　何歳くらいからが目安ですか？

英検5級に年齢制限はないため、低学年でも受験自体は可能です。ただし、小学生の場合は英語力だけでなく、

• 40〜50分程度の試験時間、一人で座っていられるか
• マークシートにていねいにマークできるか
• わからないことがあったとき、試験監督に伝えられるか

といった点も大切です。

このあたりに不安がある場合は、

• まずは英語学習を楽しむことを優先する
• おうちでの「模擬テストごっこ」などで、座って問題を解く練習をしてから受験する

といったステップを挟むと安心です。

Q8. 英検5級に合格したら、次はどの級を目指せば良いですか？教材はどう選べばいいですか？

英検5級に合格したら、次の目安は英検4級→3級の順番です。

• 学校の英語と並行して学びたい場合
  → まずは4級のテキストで、文の量と長さに慣れることを目標にします。
  
  
• 3級以上を早めに目指したい場合
  → 4級の内容に余裕が出てきたら、3級のテキストで「ライティング」や「面接（スピーキング）」の形式を少しずつ見ていくと良いでしょう。

教材選びの基本は5級と同様で、

• 「全体の解説＋練習問題」タイプのメイン教材
• 「予想問題・ドリル」タイプの仕上げ教材

という2種類を意識すると、どの級でも学習の流れを作りやすくなります。

まとめ｜小学生の英検5級合格へのステップと教材えらび

小学生が英検5級を目指すときは、最初からたくさんの問題集をそろえるよりも、次のステップでシンプルに進めるのがおすすめです。

• 全体像がわかる参考書・テキストを1冊、軸として決める
• 直前期や弱点補強の段階で、ドリル系・予想問題集を追加する

この順番で英検5級の教材をそろえていくと、ムダ買いを防ぎながら、効率よく試験対策がしやすくなります。

今回の連載記事で紹介した英検5級教材3冊は、いずれも、

• 小学生でも取り組みやすい構成になっている
• リスニング対策に使える CD・音声アプリ付き
• 英検5級の 出題形式・レベルに合わせた内容 をおさえている

という共通点があります。

お子さんの性格や学習スタイルに合わせて、「最初の1冊（メイン教材）」＋「仕上げ用・ドリル用」 を組み合わせながら、英検5級デビューに向けた家庭学習プランを作ってあげてください。

「Brightly for Kids（ブライトリー）」がお届けする本連載「小学生の英検はじめてガイド」では、英検の申し込み方法・英検対策・学習方法・おススメの教材など、小学生の英検合格に必要な情報をご紹介しています！　お楽しみに。

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