英語で「We’re almost there」ってどういう意味?★ゆるゆる親子英語&励ましことばフレーズ♪vol.7

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

疲れて歩けないと言っている場面で使いたい
ゆるゆる親子英語フレーズ…We’re almost there

「もうすぐだよ」は英語で何ていう?

▲「疲れて歩けない〜! 抱っこ〜!」とどこにでも転がる子供達。こんな時ママはなんて言うと良いでしょう。

「疲れて歩けない! 抱っこ〜!!」とせがむ子供になんて言葉をかける?

バギーに乗せるのは大き過ぎるお子さんから、

疲れて歩けな〜い。抱っこ〜。


と言われ「重くて大変だな〜」と思いつつ、抱っこをしたご経験がある親御さんは、多いのではないでしょうか?

 

もちろん、抱っこをしないと動かないなど、仕方がない時もあると思います。しかし、私は可能な限り歩かせるのをお薦めします

 

こんな時に英語では何て言えばよいのでしょうか。答えは、

We’re almost there. / もうすぐだよ

です。

 

「あと少しで着く」とゴールに近い事を示してあげることで、お子さんももうちょっと頑張る気持ちになるでしょう

子供が「歩くこと」の重要性とは?

ところで、歩くことはなぜ良いのでしょうか?

 

歩育のすすめ〜親子のためのウォーキングバイブル〜」を監修した一般社団法人日本ウオーキング協会によると、最近の子供は身体活動量が不足し、体力や運動能力が低下しているのだそうです。

 

これが扁平足や小児生活習慣病の子供を増加させるだけでなく、対人コミュニケーション能力の発達を阻害する要因にもなっているのだそう。

 

足は「第二の心臓」と言われますが、動かす事によって全身の血液の流れがよくなります。そして、歩くことで身体が鍛えられるのはもちろん、脳が活性化され、生きる力が育まれます

 

歩く時は一人よりもできれば親子で一緒に、が良いでしょう

「もうすぐだよ」は英語で何ていう?

歩きながら目にした光景を口にし、おしゃべりをしながら楽しく歩けば心も満たされます。

 

※あまり歩く習慣がない方は、初めから「◯◯キロ歩かなきゃ!」と意気込み過ぎず、まずは近くのスーパーや公園にお子さんと一緒に行くなど、気楽に初めて見てくださいね。

コラム:We’re almost thereにまつわる英語子育て…我が家の場合

日々反省しっぱなしの我が家の子育てですが、一つ意識して取り入れている事が、注意する時はなるべく「Youメッセージ」ではなく、「Weメッセージ」で子供に話すこと。

 

例えば、

How can ‘you’ make it better? / どうやったらより良くできるかな?

と聞くのではなく

How do you think ‘we’ can make it better? / どうやったら一緒により良くできるかな?

と聞きます。

 

You(あなた)ではなく、We(私達)という単語をあえて選んでいるのは、

私もあなたと共に『伴走』しているのよ

と言うメッセージを送るためです。

 

早稲田大学大学院 教授 田中博之氏子供の家庭学習を支援する親の役割の1つとして「伴走」が大切であると述べています。

※参考活用型学力を育てる「家庭学習」と保護者の3つの役割 「From ベネッセ教育総合研究所」

 

お子さんが、一人よりも伴走者がいた方が頑張れるのは他の活動についても言えることではないでしょうか。是非試しに「Weメッセージ」を使ってみてくださいね

 

連載:ゆるゆる親子英語&励ましことばフレーズとは?
お子さんに「英語好きになってほしい!」そんな声をよく聞きます。英語好きを促す最適な方法は何と言っても、ママやパパがお子さんと一緒に楽しく英語を学ぶことです。「英語って楽しいものなんだよ」というポジティブ・メッセージを送ることが、お子様が英語好きになる一番の方法です! 英語圏のポジティブマインドを言語&フレーズと共に吸収し、英語を話しているときだけでなく、それ以外の生活においてもポジティブ思考で子育てできたらよいですね。前回までの連載でお伝えしてきた英語の褒め言葉と合わせて、子育て中の親御さんに是非とも知って頂きたいもう一つの英語。それは励ましの英語フレーズです。お子さんには、辛い時、不安な時、大変な時にこそ、ポジティブ思考でいて欲しいもの。落ち込んでいる時、大好きな親御さんがひと声かけてあげるだけで、お子さんは明るくなれます。本連載「ゆるゆる親子英語&はげまし言葉フレーズ」では、様々な励まし言葉をお伝えします。励ましを通じて明るくなったお子さんの笑顔が、親御さんにも幸せをもたらす…そんな英語フレーズを連載を通じてご紹介していきます!

記事をお読み頂きありがとうございました!

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この記事を執筆したGlolea!アンバサダー

橋元知子(Tomoko Hashimoto)
Glolea! ポジティブ英語アンバサダー

ポジティブ英語を取り入れた子育てを実践中(3児の母)。経験を通して、子どもに関わる大人が異文化や英語の楽しさを感じれば、子どももこれらを好意的に受け止めるようになることを実感。博士号(国際日本学)、修士号(教育学、国際日本学)。保育士免許。英検1級。保育英検1級。英語学習学コーチ。現在は、東京未来大学こども心理学部で専任准教授として保育者、教員養成に関わる。共著「すぐに使えるIt’s英会話」。

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